2009年12月07日
人類氷期の足跡をたどる
A lecture in Japanese: "Trace Anthropic Glacial Ichnites sunken seafloor" by Yan Lauria an ocean engineer.
講座 8日(火)22:00〜23:00 キラジャパンより転載
講座 8日(火)22:00〜23:00 キラジャパンより転載
次回のキラカフェは、Yan Lauria さんの科学講座・冬休み編です。題して、「海中に沈んだ氷期の人類の足跡をたどる」 概要を少し披露していただきました。「先にKichimaruさんが講演されたギザ王のピラミッドは、最終氷期が終わって暖かい気候となって安定し、しかも海水準が現在のレベルにまで上昇して安定した時期に当たります。 現在生き残っている唯一の人類ホモ・サピエンス・サピエンスは、今から15万年以上昔にアフリカの大地溝帯で出現し、最終氷期の訪れとともにアフリカ大陸からの脱出に成功します。 たとえ陸続きでも、ちょうどロールプレイングゲームのように、険しい山脈や砂漠や先住する旧人類が彼ら/彼女らの行く手を阻みます。つかのまの湿潤化で緑の回廊ができたり、海水準が低下して海を渡れるようになる、そんなときに新天地への道が開かれます。 その足跡の多くは、大噴火した火山灰に埋もれ、氷期の終焉で海中に沈んでしまいましたが、遺伝子解析や過去の気候復元などによって、徐々に明らかになってきました。その足跡をスティーブン・オッペンハイマー「人類の足跡十万年全史」ほかのデータをもとにたどっていくことにします。 そこは自称、海洋SF研究家。ニュータイプがどのような環境で誕生するのか、海中に沈んだスンダランド大陸に文明は誕生しなかったのかなどの与太話を交えますが、今回は大仕掛けのない”普通”の講演です」 場所はいつものキラカフェです → http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251 |
Posted by comet/コメット at 23:10│Comments(0)
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