ソラマメブログ

2010年05月04日

博物球 2Dから3Dへ NPiRL訳

博物球 2Dから3Dへ NPiRL訳the Museum of the Globe 復活2010 に関して、NPiRL過去記事2008より、和訳しました。
Refer to the current revival of the Museum of the Globe at KAZE sim,
I translated an article 2008 from NPiRL blog, below.


translation 訳の始まり
the Museum of the Globe 博物球 2Dから3Dへ 
渡邊英徳(日本のリアルライフ建築家、セカンドライフでも活動)は、デジタルデザイン・コンペティション2007という場で審査員を務めた。その大賞受賞者(2D提案資料による)がMuseum of the Globe のアトリエテン(建築事務所・日本のメタバースデベロッパー・ウェブサービス会社。同名で知られる地球環境デザイン事務所と、お間違え無きよう)。ティーカップは、webホスティングの上場企業GMOインターネットサービス社のフリーブログ・サービス部門。このティーカップが、6月、アトリエテンに技術協力し、2Dデザインから3Dを起こした。構造は、アトリエテン・アーキテクツ Ichiro Furse が具体化した。本作提出先として、サンパウロ国際電子言語祭ファイル2008、ロサンゼルスSIGGRAPH2008(8月)を、渡邊が決めている。ハイパーフォーマリスト DanCoyote Antonelli (こと DC Spensley)に、このシム大インスタレーションについて、どう考えているのか訊いた。DanCoyote Antonelli: これは、ビュアにハイパーフォーマリズムだ。扱いずらいユニークな方法で、全体の形をよく保っている。私のキューブやシリンダーの並べ方、ザイフェルト曲面の胞子、の間に位置するだろう。総じて私にとっては、不充分な汚れのデータだけど。砕けた球面に関した方法において、不可思議なものだと思う。 ザイフェルト曲面の「胞子」- photo by Bjorlyn Loon「充分な汚れ」って?Dancoyote Antonelli: つまり、データというものは揺らいでいるんだ、アーティストの手に帰してね。「作品から引き離れすぎて」遠すぎるようなところが感じられると、私の興味の範囲から抜け落ち、データの・芸術じゃない写真になる。不完全だからこそ人間の作品になると思う。下の方の小さな木々も、好いね。水に映えている。現地へのTPは、こちらから。投稿者: Bettina Tizzy 11:52AMラベル:2D, 3D, アトリエテン・アーキテクツ, DanCoyote Antonelli, GMO, 渡邊英徳, ハイパーフォーマリズム, Ichiro Furse, Museum of the Globe, Not Possible IRL, NPIRL, Second Life®, ザイフェルト曲面, TeaCup
この記事へのコメントArahan Claveau の発言:変だなぁ、誰もSelavy Ohとの関係を言わない。ひと目で、ほんとに彼女の作品かと思った。July 17, 2008 5:20 AMBettina Tizzy の発言:だから、コメントしたくなるよね!Selavy Ohのサインは、キューブを使うこと・それを物理にすること、*そして* 彼女はそれを、転がしたり観客にぶつけたりすること。こちらのプリムの場合は、[訳注]全く動かない。the Museum of the Globe とザイフェルト曲面について、きのう話し合ってて、彼が私に説明したところでは:このように建てる場合、プリムの形をどうするかは、決定的に重要。というのは、ポリゴン数を抑えられるから。じゃないと、14000以上のプリムで、グラフィックカードがいかれそう。July 17, 2008 7:24 AM
the end of translation 訳の終わり

2010.5.5.11am 人名表記変更 ワタナベヒデノリ→渡邊英徳

コメント中、Bettinaさんによると、キューブユニットが固定されていたそうだけど。
2008年当時は、2010年版に見られる「生成」、キューブが楕円体表面に揺らめきながら吸い付くような演出が、あったかどうか。
Bettina said "These prims do not budge." though.
As the current version 2010 does, Didn't the 2008 version perform the motion? with the cubes fly up or fall down swinging onto the big surface.


前から訳したかった記事で、というのは2008年時点でも、欧米の方から日本人の作品をこのように取り上げて、批評までさせることは、まれだったからです。
NPiRLが、単なる観光案内プログではなかったことが、うかがわれます。
I've been wanting to translate this article. Because, it was so rare that Westerns picked up a Japanese work and let someone add critique.
That may mean NPiRL is not only a sightseeing blog.




Posted by comet/コメット at 14:32│Comments(2)
この記事へのコメント comment to this article
おお、和訳嬉しいですね、ありがとうございます。文中の「ワタナベヒデノリ」です。当時はSecond Lifeの建築について熱く研究していたので(今もしてますが)日本人作家の作品を海外に積極的に紹介していました。当時のこういう空気を思い出しています。
Posted by 渡邉英徳 at 2010年05月04日 17:42
In the article, they seem not having understood that the cubes were to be multimedia-interactive.

事実上渡邊さんお独りが、SL日本で、大学の側から、サイバーデザインを批評してらして、さらに賞金百万円の裏付けが、その後の日本SL建築状況に(を超えて)、決定的でしたね。
それは、slmame建築系ブログのアクセスランキングに、未だに現れていますけれど、
2年を経て、次のステップが来そうですね。

こういう作品が、コンセプトモデルを超えて、SL実用試験(例えばプリム数を数百・数十に落として)として、XStreet等の市場で評価させると、何か見つかるような気がします。
元記事からもうかがわれるように、元コンセプトとしてのマルチメディア・インタラクティビティが認知されてなかったようなので。

SL日本人が、欧米・SL外の権威・リンデン社へ卑屈(追っかけ)にならずに、堂々と自身から文化を主張できるようでありたいです。
Posted by comet/コメットcomet/コメット at 2010年05月06日 17:19
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