comet/コメット
2009年03月18日 11:12
当初よりセカンドライフは、住人が多様な創造性を探求できる場として、開かれてきました。それが、膨大な量の素晴らしいインワールド・コンテンツをもたらし、セカンドライフを特別な場所にしてきました。この創造性・開放性の保護支援は 私たちのコミュニティが成長し続けること、セカンドライフが汎用性が拡がることとともに、リンデンラボにとりましても、たいへん重要です。前半訳の終わり(後半に続く)
と同時に、私たちは認めざるを得ません。すなわち、全ての住民は、ヴァーチャル界を楽しめるということです。とりわけ明白になってきたのは、いわゆる「アダルト」な(他の人々が触れずに置きたいような)行為を追い求める住民の存在です。この問題に当たり、今後何ヶ月かの間に、アダルト・コンテンツに関し、最終的には全住民が自身のセカンドライフ体験をもっとコントロールできるよう、それなりの改変を要するでしょう。私どもは、コンテンツ管理に向けて、システムを改善できるものと信じます。人それぞれの嗜好を尊重しながら、創造性と情熱というセカンドライフの特徴を維持する、ということです。
私どもが築くシステムは、主に三つの特長を有します。今後何ヶ月かの内に、その詳細を申し上げます。第一に、地理的な分離です。アダルトのコンテンツや活動を、メインランドに設けた一画へ収容します(アダルトコンテンツを抱えるプライベートsim 不動産オーナーは、そのコンテンツにフラグを立てるよう要求されます。移動ではなく)。第二に、検索結果にフィルターを掛けます。「アダルト」な検索結果を見たくない人たちが、見なくても済むためです。第三に、「アダルト」コンテンツにアクセスする人たちに、アカウントの確認を求めます。支払いや年齢確認といった方法です。
この改革の要点は、セカンドライフを、みなさんのために改善することです。そのために、住民の眼に入ってくるものを、各自でもっとコントロールできるようにします。アダルトコンテンツにアクセスすべき人(アクセスしたい人)だけがアクセスできるよう、最良の方法を、提供します。
これが大きな変化のように聞こえる住人(地主・店主)が、いらっしゃることを、私どもも承知しております。しかしながら、先に挙げた三点を、容易かつ効果的に実行できる旨、私どもは確認しております。商売や不動産への不利は、生じません。住民の自由と創造性の妨げは、結局のところ、生じません。
この取り組みの結果が、ガイドラインと定義の決め方に左右されることも、承知しております。「アダルト」を簡潔に定義することは、易しくありません。この定義は、地理的・個人的条件によって、変わりやすいからです。
今後6週間で、私どもは、セカンドライフ・コミュニティを多角的に調査します。ガイドラインをご案内し、「アダルト」の意味を定義します。どのようにアダルトコンテンツを指定し「フラグ」を立てるかについて、ご説明します。「アダルト大陸」をご案内し、このプロセスの効果を極力高めるような、技術的変更を施します。
この記事を終える前に、いくつかの疑問にお答えしておきましょう。予想される変化について。みなさんが、どのように新しいポリシーの定義に参加できるか、についてです。みなさんのフィードバックをお受けした上で、新ガイドラインと次のステップを、お知らせします。それまでは、フォーラムにカテゴリーを特設して、みなさんからコメントやアイデアを頂きます。